立春

2023年2月6日

立春

タンポポ東洋はり灸院について健康対策

こんにちは、タンポポ東洋はり灸院の池田です。

先日、節分で巻き寿司を食べ、豆まきをして、2月4日の立春を無事に迎えました。
旧暦では2月4日から1年の始めとされていて、ずっと節分という字を見てきましたが、1年の切り替わる節目だから2月3日を節分と書くのかと、ここ最近知りました。
それからは毎年元旦の日に買っていたお守りを2月4日以降に買うようになりました。
元旦に買うと効果が2月3日までと聞いた時は本当にショックでした。
ただ今では購入してから1年有効なのでは?と考えています。
すみません、余談です。

東洋医学を勉強するまで、二十四節季を意識することはほとんどなく、春夏秋冬の四季ぐらいでした。
師匠の石丸先生に出会ってからは季節の変わり目に体調を崩す方が多いと知り、それからは暦(こよみ)を意識して見るようになりました。

まだまだ寒いですが、暦上ではもう春に入っています。
そして不思議にと、この暦上の変わり目に本当に体調を崩される方が多いです。
ちなみに春は五臓の中の肝(臓)が弱くなる季節です。

肝の体質の方は筋肉質な方が多く、身体が極端に柔らかいか硬いか、爪に縦線が入っていたり、割れやすい、巻き爪、外反母趾、足がつりやすい、高血圧、偏頭痛、ドライアイ、お酒をすごく飲めるか、全く飲めないか、あと声が大きい、もしくは怒った時に声が甲高くなるというタイプが多いです。それと字を大きく、ダイナミックに書く方も多いです。
ちなみに当院の患者様はほとんどの方がお酒がダメという方が多いです。
そういう私もすごく弱く、すぐに赤くなる肝体質です。上の症状は結構当てはまっています。
あと肝は血とも関係して、これは女性の生理がそうなんですが、女性の方が生理前や生理の時にイライラするのもこれが原因です。肝が異常に高ぶったり、弱ったりすると起きます。
当院ではその高ぶっているのを落ち着かせたり、弱くなったものを強くしたりという施術をしています。

ここで、肝を強くする食べ物をご紹介します。
ニラ、ほうれん草、小松菜などの緑の野菜や、
梅干し、酢の物、柑橘類などの酸味がある食べ物がお勧めです。
ただし、酸味は取り過ぎるとかえって肝を傷つけますのでご注意ください。

それから夜中の1時~3時の時間はかならず寝るように心掛けてください。
この時間は肝が一番働く時間と言われています。
身体の血液の3分の2を肝臓に戻し、血液を解毒してくれます。
私は一時期夜勤をずっとしていたのですが、夜勤をされている方は気を付けてください。

以上、2月4日の立春からが1年のスタートです。
ですので、もう今年ももう1ヶ月が終わってしまった。まだ何もできていないという方もご安心ください。まだ始まったばかりです。これからです。
上記の内容が当てはまる方や、季節の変わり目、お天気や台風などの気圧の変化に弱い方は鍼灸は有効ですので、一度お近くの東洋医学専門でやられている鍼灸院で受けられることをお勧めします。
今年も東洋医学の視点からいろんなブログを上げていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
タンポポ東洋はり灸院でした。

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