足三里(あしさんり)

2024年6月20日

足三里(あしさんり)

タンポポ東洋はり灸院について健康対策東洋医学消化器疾患

こんにちは、タンポポ東洋はり灸院の池田です。

ここ最近、急激に暑くなったり、お天気が悪かったりと、不安定な天気が続いていますが、お身体の調子はどうでしょうか。

今日も降りそうで、降らない蒸し熱いお天気でした。
関西は22日(土)から梅雨に入るそうです。

今回は、これから来る梅雨の時期に、セルフでお灸をしたら良いツボをご紹介します。

みなさん、知ってる方も多いと思いますがが、胃のツボとして有名な足三里というツボがあります。
あの松尾芭蕉が毎晩、足にお灸をしたという有名なツボです。


松尾芭蕉は、毎日すごい距離を歩いたと聞いています。
毎日の足の疲れと、胃腸を整えて、体調管理をされていたそうです。

足三里は胃のツボとして有名です。
効能としましては、倦怠感の改善、足の疲れ、冷えやむくみ、免疫向上、胃腸を整えるなどです。

そして、私たちの流派では、五臓六腑の中の、脾(ひ)を強化するツボになります。

脾は消化器のことを指しまして、湿度に弱いです。
もうすぐ梅雨入りで、この消化器の脾が弱りますので、足三里にお灸をして、毎日の疲れを取ってもらえたらと思っています。

特に、日本人の多くが湿度に弱いですので、すごくお勧めです。
あと、この時期は梅干しも食べてもらい、疲労回復をしてもらえたらと思います。

そして、この時期は胃腸が弱くなりますので、いつもより気持ち食事の量を調整されると、体の疲れも感じにくくなると思います。

以上、今回は足三里についてご紹介しました。

土曜から梅雨入りしますので、皆様くれぐれも体調にはお気を付けください。

タンポポ東洋はり灸院でした。

single.php