秋(肺)

2024年9月30日

秋(肺)

タンポポ東洋はり灸院について健康対策東洋医学

こんにちは、タンポポ東洋はり灸院の池田です。
最近、朝晩と涼しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

先日の石川県の大雨の大変さに、最近の天災の怖さを感じています。

今回は、秋ということで、誰でも簡単にできることにしようと思います。
本当に誰でもできます◎

秋は東洋医学では、肺(呼吸器)になります。
肺(呼吸器)のタイプの特徴として、
〇風邪をひきやすい
〇鼻炎
〇便秘、下痢
〇肩こり
〇ぜんそく(小児ぜんそくも含む)
〇皮ふ症状(荒れやすい、乾燥肌)
〇冷え性(手足)
〇花粉症
〇朝にとくに症状がある、弱い
〇季節の変わり目に体調を崩す
〇ぎっくり腰の経験がある
〇動き出しに痛みが出る
〇人の目が気になる、大勢のところにいくと疲れる
〇エネルギー切れしやすい
〇頑張り過ぎる
などです。

秋は乾燥しますので、このタイプの方の症状が強く出ます。

私もこの肺タイプです。
そこで今日は、お風呂上がりに簡単にできる方法を書きます。

それは、バスタオルで背中をいつもよりも長く拭く(こする)です。
背中の前には肺があります。

背中をこすることにより、その肺が強化され、風邪予防や免疫力をアップさせれます。
東洋医学的に言いますと、この背中から風邪が入ると言われています。
よく背中がゾクッと寒く感じて、風邪を引いたことはありませんか?

私は大体、油断して薄着で背中を冷やし、風邪を引いてしまいます。

小さい時に、祖母によく背中を冷やすなと言われました。

鍼灸師になって、ようやく言っている意味が分かりました。

あと、もうお気づきの方も多いと思いますが、これは乾布摩擦と同じ原理です。
乾布摩擦はもっと寒い時期に、外ですると思いますが、私はそこまでしなくて良いかなと思います。
まず難易度が上がって続かないと思います。
乾布摩擦も、背中や、皮膚をこすることによって、皮膚が強化せれ、風邪を引きにくくします。

小さい時は、なんで寒い時期に裸でと思いましたが、寒い時にするからこそ、より肌や体を強くできます。
もしお風呂上がりのバスタオルで効果を感じた方は、騙されたと思って、乾布摩擦をするのも良いかもしれません。
実は長生きされている年配の方の中には、やられているという声も聞きます。

ポイントは背中がポカポカ、赤みが出るぐらいです。
今から、背中をしっかりこすり、秋と冬の乾燥と寒さを乗り切りましょう。
喘息持ちの方や、季節の変わり目に風邪を引く方はおすすめです。

普段の体を拭く時間を少し長めにするだけです。

以上、タンポポ東洋はり灸院でした。

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