秋(肺)
こんにちは、タンポポ東洋はり灸院の池田です。
最近、朝晩と大分涼しくなってきたなと感じています。
ただ、もう10月を迎えるというのに、日中がこんなに暑いのは異常なことだなと思います。
先日、夜中に地震がありましたし、何もなければなと想います。
立秋、秋分の日が終わり、ただいま秋真っ最中です。
東洋医学の五臓で、秋といえば、「肺」になります。
そして、多くの方が、この肺タイプに当たります。
最近、肌の乾燥が気になりませんか?
鼻水や、くしゃみがよく出ませんか?
実は今、まさに私がそうです。
私の体質は、肩こり、乾燥肌、通年性の鼻炎、朝が弱い、末端冷え性、小児喘息があり、今も風邪を引くと喉からくる、季節の変わり目に弱い、気圧の変化で体調が変わる、小さい時、便秘性、人に気を遣う、あがり症、などでした。
当院に来られる患者さんの多くが、私と同じ体質の方が多いと思います。
肩こりは、今や小学生にも多いと聞きます。
勉強や、パソコン、スマートフォンの影響が大きいと思います。
この今、挙げた体質全てが、肺タイプの特徴になります。
そして、今、季節は秋ですので、よりその症状が強くなります。
喘息持ちの方は、大分しんどいと思います。
そんな方の為に、肺を強化するツボや、飲食物を書きます。
①大椎(だいつい)、孔最(こうさい)にドライヤー、または千年灸
②レンコン、ネギを食べる
③お風呂上がりに、タオルで背中を軽くこする
④釈迦蓮根(しゃかれんこん)を飲む
①の大椎、孔最は、ほとんどの患者さんに、お灸をするツボになります。
②レンコンは肺の形に似ているということから、昔の人は喘息にレンコンをおろして飲んだと聞きます。
③背中の前には、肺があります。
背中をこすることで、肺が強化されます。
昔から、祖母に背中は冷やすなと、よく言われました。
④釈迦蓮根は、喘息の方にお勧めです。
レンコンの節を粉にしたもので、体質を変えてくれます。
ネットでも購入できますので、一度ご確認ください。
以上、この時期の乗り切り方です。
涼しくなってきて、大分過ごしやすくなってきているのですが、身体の調子が良くないという方は、試しに1つでもやってみてはいかがでしょうか。
タンポポ東洋はり灸でした。